「告白」作.湊かなえ

「愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」



「告白」は6章になる構成で書かれているのですが、
一つの事件についてみんなが違う視点(心境)で告白をしていく物語です。



様々な年齢や性別や立場(聖職者・親)の人物が出てくるのですが、
一人一人しっかりとした設定でとても面白かったです。

誰かに語りかけたり、人には最後まで明かすことが出来ず遺書(日記)として告白する人、

誰かにした親切(行動)が他の視点から見ると、、
こうも違う意味になってしまうと考えるとゾッとしますΣΣ(・ω´・lll)

最近の人は自然とこうした部分を理解(無意識に)分かっているから言葉にすることを躊躇うのかな?




この物語に登場している人物はみなさん自己中心的な人物に思えましたが、、、

自分がもし関わっていたらと考えると、、




「もう怖くて牛乳飲めにゃい\(^o^)/」

告白

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